教授

 

 

大学の教授陣は、
「自分が受け持ったクラスの生徒が内容を理解しているか」という意識はおそらくないでしょう。

 

教授陣は「自分が来たくて来た大学で、自分が取りたくて取ったクラスなのだから、
聞いた内容を自分で理解するのは当然」という意識なのです。

 

ですので、教授陣は自分が持っている知識をすべて学生に与えようとするので、
当然、専門用語もたくさん出てきます。

 

「そこで授業内容がわからないのであれば、もっと大学で勉強すれはいいでしょ」という感覚です。
授業の内容を理解するかどうかは受講した学生の努力に委ねられ、
教授陣は「理解できなければ、わかるまで大学で勉強すればいい」という意識です。

 

大学の授業は、一方的に教授が話しているというスタイルはありません。
教授陣も大変フランクに学生とつきあいます。
教授の洋服も、「ザ・アメリカ」。ポロシャツにチノパンスタイルです。
テレビなどで見る、生徒が座る机に少し座って、生徒と対話しながら授業を進める感じです。

 

また、教授とカフェテリアでご飯を食べる機会もあります。
でも、その時の話は、やはり、講義のことが中心です。
教授が講義をしたテーマをどう思っているのか、
また、生徒がどのような問題意識をもったのかを議論している感じです。

 

そこで日本人はやはり臆病になり、なかなか議論の中に入っていくことは難しいでしょう。
でも、疑問を投げかけてくる生徒に対しては真摯に対応してくれます。
かたことに英語を話して議論に臨んでも、他のアメリカ人が笑うことはありません。
それよりも、「あなたが言いたいことはこうでしょう」と言い換えてくれます。
教授を中心とした輪の中に飛び込んでいくことで色々な体験が可能となるでしょう。

 

ご存知かと思いますが、同じ年に入学した生徒でも、
卒業に必要な単位を満たした生徒は早く卒業することが可能です。
また、「4年で卒業しなければならない」という意識もありません。
人によっては、同じ試験でも中間試験を受けている人もいれば、
期末試験として受けている人もいます。

 

日本人はアメリカに留学しても、「4年で卒業すること」が当然と受け止めています。
事実、日本人留学生は勤勉で早々に卒業に必要な単位を満たしてしまう学生は多いです。
(しかし、早々に単位をとっても早く卒業して帰国する学生はほとんどいませんが・・。)

 

先に述べたように、大学に入った以上、
大学で学んだ内容を社会に出た時に使える知識、技術として身に付いた自信ができたなら、
何年でも大学を卒業するという感覚でしょうか。

 

一旦、休学して、他の仕事に就いて、
自分が選んだ仕事に必要な講義を受けに大学に戻ってくるという生徒もいるくらいです。

 

もし、大学への留学を「英語力を高めたい」程度の理由で考えているのであれば、
絶対にお勧めしません。

 

その程度の思いならば、アメリカで生活して、
アメリカにある語学学校へ入学すればいいでしょう。

 

大学は学問を学ぶ場所であることを忘れないでいただきたい。